マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマという微生物に感染して、肺に炎症が起こる症状をマイコプラズマ肺炎という。
主に5~10才と、年令の高めの子どもがかかりやすいが、乳児にもかかる場合がある。
症状は鼻水、鼻詰まり、熱は出る場合と出ない場合があり、子どもによっては39~40度の高熱が続く場合もある。
しつこいせきが特徴で、長いせきが1カ月以上続くケースもある。
治療
ほかにとくに目立った症状がないけれどせきが続く、という場合、このマイコプラズマ肺炎が疑われるのでとりあえず病院へ。
細菌性の肺炎とくらべると感染した赤ちゃんが元気なので、レントゲン撮影をして初めて感染していることに気づく場合も少なくない。
治療にはマクロライド系の抗生物質などを使い、軽症であれば通院だが、場合によっては入院させて治療する場合もある。
治療をスタートすれば2週間ぐらいでせき、熱などがおさまり、レントゲンにも肺炎の影が映らなくなる。
マイコプラズマ肺炎は、ウイルス性肺炎ほどではないものの、うつりやすい病気なので、
熱があったり、強いせきがある場合には保育園や幼稚園は休ませ、家で安静に過ごさせるようにしましょう。
備考
せきを止めるのにも医師に相談を
赤ちゃんのせきは見ていても辛いものですが、だからといってせきを止めなければいうのは間違い。
せきは気道にある悪いものを排除しようとする反応の一つなのです。たとえばホコリを吸い込んだり、
気道に物が詰まったときにも咳は出ます。かぜでせきが出るのは、気道の炎症で痰がたまり、
呼吸が苦しくなるからです。
つまり、咳をして痰を出し呼吸を楽にしようとしているのです。
そこで無理に咳を止めてしまうと、痰を出すのがへたな赤ちゃんはかえって呼吸が苦しくなり、
危険なこともあります。
病気や症状によって、使う薬は違いますから、原因がわからないうちから市販の咳止めを使うのはあまり良くありません。
医師の指示に従って処方ましょう