はしか(麻疹)
せきやくしゃみ、鼻水などかぜに似た症状で始まりますが、高熱が3~5日ほど続き、
白いけし粒のような口内疹ができ、1日遅れて赤い発疹が顔やのどから全身に広がります。
体力の消耗もはげしく、肺炎や脳炎などの二次感染も起きやすいため、乳幼児がかかると重い病気。
1才を過ぎたら予防接種を忘れずに。
治療
安静にして症状を軽くする薬(解熱薬、鎮咳薬など)で体力の消耗を防ぎます。
ビタミンAの投与が症状の悪化を防ぎうるとの報告があったが、
発展途上国のような低栄養(ビタミンA欠乏)状態の患児のみに有効であるとの指摘もある。
細菌性二次感染は少なからず見られるものの、抗菌薬の予防投薬は二次感染を予防するという根拠がなく、
必ずしも推奨されない。
-予防接種の副反応の一種で、ふつうよりも軽くすむ-
予防接種というのはその病気に軽くかかって免疫をつけるため、実際その病気にかかってしまうこともある。
しかし、その病気に普通にかかるよりも、とても軽くすむのが大きな特徴。
備考
幼児期の予防接種が麻疹排除の上で欠かせないとされている。
日本での予防接種は1966年に任意接種として開始され、1978年より定期接種に指定された。
しかし、日本の2000年以前の予防接種率が低かったうえに(世界的に主流とされる2回ではなく)1回のみの接種であったため、麻疹の発生を今日まで制圧できておらず、日本は「麻疹輸出国」として国際的に非難されている。